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留学振り返り②ベトナム編

はい、ベトナム編です

 

まず、なんでベトナム?ってよく聞かれるので説明しますと、私はベトナムでパラバドミントン(障がい者バドミントン)の普及活動をしていました。

 

5年前、私の実家である沖縄県で、枯葉剤(ダイオキシン)を含むドラム缶が見つかり、その時にベトナムには障がい者が多いことを知りました。

 

そこで、ベトナム障がい者にバドミントンの楽しさ知ってもらいたい!と思って、文科省主催の官民協働プロジェクト『トビタテ!留学Japan 』を通して返済不要の奨学金を受給しながら、カナダとベトナムに行っていたのです🇻🇳

 ※トビタテに関しては次の記事で詳しく説明するので、興味のある方はぜひ。

 

カナダでは主に語学、ベトナムでは実践活動を行なっていたのですが、私は知り合いの方が以前ベトナムで働いていたので、その方のツテで受入を承諾してくれました。

 

なので、NPOボランティアとかスタディーツアーとかではなく、ガチの現地採用的な(笑)

 

だからこそ見えてくるものがたくさんあって、普通じゃあまり経験できないようなこともできたと思います。

 

正直に言いますと、今回の留学で、福祉業界に対するモチベーションがなくなってしまいました。

留学前、ぼんやりと卒業後は福祉業界に入って、 いつかはNPOを立ち上げれたらいいな、と思っていたのですが、それを一から考え直しました。

 

具体的な出来事については、新聞掲載やチャリティー大会によって皆様から集めた資金で、ラケットを購入しハノイの障がい児施設へ寄付しました。でも私が次来た時には、用具は全て生徒個人の物になり、寄付後の使い道は誰にもわかりませんでした。

 

仲介してくださった日本側のNPOさんにも、施設の方にも何度もお願いしたのですが、施設に日本人が常備している訳ではなく、結局生徒がラケットを持って来ることはありませんでした。

 

※予備で私が持っていたラケットを使って、何名かの子どもにはバドミントンの基礎を教えました。詳しくは後日FBにアップします。

 

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↑施設の子どもたち。

 

ここの施設には、これまでも多くの日本人が、主に文房具等を寄付しています。その文房具も私のラケットと同じように、その後の使い道はわかりません。

 

今回私は、4ヶ月という長期滞在だった上に、日本人を挟まず個人のプロジェクトとして活動したので、その現状を知ることが出来ましたが、旅行を兼ねて寄付をする方々は、知る余地がなかったかと思います。

 

子どもにとって、別に欲しくもない物を渡されて、ありがとうと言う意味はわからないし、これまで何度も『もらう』事を経験してしまうと、それが当たり前になってきてしまいます。

これはまさに、『ボランティア』という名のエゴだなと思いました。

 

感謝される事を前提に、物をあげて満足する。結局私は感謝される事を目的に、そしてそれをモチベーションに活動していました。

だから、感謝されないのなら、何のために自分が活動しているのかわからなくなってしまいました。

 

都市部に需要がなければ、そこに供給の価値はない。だけど絶対どこかにニーズはあるはず、と思い山岳地方にも行ってみました。

 

しかし、子どもは家庭の労働力としか見なされず、障がいをもった子どもは特に、家から出ることも許されない。または都市に出て職業訓練所に行っても、結局山岳に返され実家で働く、との事でした。

 

他にも、チャリティーを謳って金儲けをしているだろうNPOや、障がい者用の職業訓練所を訪問しました。

 

日本人が現地にいるのといないのでは大きく差があり、日本人がいない施設は不正や管理体制のずさんさ等が目立ちました。

 

解決法としては、日本人がそこに常備するしかないのかな、と思います。もしこれに対してご意見あればぜひお願いします。

 

話は少し変わりますが、フィリピンでは、『女性』『老人』『子ども』の物乞いがとても多い。

それに対してベトナムでは、圧倒的に『障がい者』の物乞いが多い。

一般的に、社会的弱者と呼ばれる人たちが、同情を求めて行なっているケースがほとんどです。

 

そして物を『あげる』という行為は、すごく一方通行で、当人が自分で考えて、どう稼ぐか、どう生きていくか考えるのを、無視しています。

 

その点で、私のプロジェクトには反省点が多く、1番は経済的アプローチが足りず、win-winな関係、そしてフェアではなかった事と、私のモチベーションの部分に大きな問題がありました。

 

ベトナムは、日本とは違い、途上国で、社会主義国です。歴史も制度ももちろん違います。常識が常識ではない国である事、わかっていたつもりでしたが、自分は本当に認識が甘かったなと思いました。

 

 同行してくれた友人にもたくさん迷惑をかけてしまったし、寄付して下さった皆様に対しても本当に申し訳ないです。

まだまだ未熟者ですが、今回の反省を踏まえ、今後にしっかり活かしていきたいです。

 

最後に、障がい者に関する問題は、重要な課題として今後も話題になると思います。

今は福祉業界へ就職したい、と思っておりませんが、いずれ『障がい者雇用』や『障がい者スポーツ』の部分には形を変えて、またアプローチして行きたいと思っています。

 

2020年には東京パラリンピックが開催されますので、何らかの形で関わる事が出来れば、と思いドキュメンタリービデオを作成中です。

就活が落ち着き次第、また復活しようと思っていますので、金城の就活がうまくいく事お祈りください(笑)

 

それでは、だいぶ長くなってしまったので、このへんで。👋

ベトナム編は続くかも。良いところもたくさんあるよ笑